裏修学旅行日記〜青春できない僕らの、秘密の2泊3日〜【ことらっく】
「仲間がいて…、ちょっとだけ安心しました」そう言って白川さんは小さく笑ったけど…本当は行きたかったに違いない。目元には涙の跡が残っていた。さらに彼女には別の問題があった。病院で泊まり勤務をしている母親に心配と迷惑をかけたくないと、体調を崩したことすら連絡できずにいるのだ。このままひとりで家に帰すなんて…胸が痛んだ。「――よかったら、ウチに泊まりに来る?」予想外の僕の誘いに、白川さんは顔を赤くしながらも「行きたいです…」とハッキリ言った。