配信狂の詩【三崎】【じょろり】
全体的に臭い、よどんだ空気で満たされた部屋だった。視聴者なんてほとんどいない、静かなゲーム配信。いつもダル着にメガネ、ニートで一人暮らしの陰キャな私は、将来への不安から目を逸らすみたいに、いつもの現実逃避(オナニー)に溺れていた。──配信、切り忘れてた。翌朝、コメント欄に残された痕跡。わずかな投げ銭。「見られていた」という事実と、‘こんなに簡単にお金が……’という甘い誘惑。ダメだ、終わる。人生が。そう思いながらも、見られながら堕ちていく快感に、身体は正直で──。