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壺ぬま

お前の母ちゃんすげェ良かったよ。3【壺ぬま】

気の弱そうな若い青年「山下」、ガタイの良い年上の男「庄司」、穏やかそうな中年「ケン」旅行客と地元の人間の他愛のない会話。けれどその視線の熱を、ハルコは肌で感じていた。無邪気な笑顔の奥に見える、剥き出しの好奇心。それを真正面から受けるたび、ハルコの心はざわめき、身体は妙な熱を帯びていく。「私たちセフレなんですよー」会話の最中、斎藤の一言から、ふたりの関係が‘誤解できない形’で知られてしまう。恥ずかしさと混乱の中、男たちの視線と空気に飲まれていくハルコ。かつてなら顔を背けたであろう状況に、今のハルコは抗うどころか、どこか心地よさすら覚えていた。斎藤との日々に染められたその身体は、もう‘普通の母親’ではいられなくなっていた。

お前の母ちゃんすげェ良かったよ。2【壺ぬま】

モニターに映し出されたのは、同じマンションに住む斎藤だった。3日前の出来事を思い出し警戒するハルコだったが、意を決してドアを開ける。不快感を前面に出すハルコに対し、先日のことを何もなかったかのように振る舞う斎藤。とぼけた様子で話す斎藤だったが、ふとした会話から今はハルコしか家にいないことを知ると、家の中に入りハルコに迫るのだった。先日忘れたピルを渡すということを口実に、またも関係を迫る斎藤。言葉では強く拒絶するハルコだったが、身体はその状況を受け入れようとしてしまっていた。そのことに気づいた斎藤は、心の隙を狙いハルコの体を好きなように弄ぶ。次第に理性は蝕まれ、欲求のままに乱れていくのであった。―――その時、鳴り響く足音と、家のカギの開錠音がする。外出していたユズが帰ってきた。気丈に振る舞う女性が快感に溺れる様を生々しい表現で描いています。

お前の母ちゃんすげェ良かったよ。【壺ぬま】

ハルコは38歳の母親で、女手一つでカズキとユズを育ててきた。彼女は家族を支えるために一生懸命働いており、そんな姿を見てきたカズキは母親であるハルコに大きな感謝を抱いていた。ある時カズキが学校から帰ると、ハルコの彼氏である『ヒロ』が家に来ていた。今までは、少しチャラチャラした雰囲気のヒロに対して強い負の感情を抱いていたカズキだが、久々に会ったヒロは少し優しくその雰囲気に少し心を許すことになる。
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