孕牢祭 ハラカタサイ 孕まぬ穴は不要【屍孕堂】【ましゅまろ団】
村の子作り祭に嫁が出されました都会から田舎へ引っ越したばかりの若夫婦。親切な村人たちに迎えられ、平穏な新生活が始まる──はずだった。やがて訪れる「子作り祭」。それは‘子宝神’へ女を捧げ、豊穣と子孫繁栄を願う古き儀式。嫁は白装束に着替えさせられ、夫の目の前で男たちに囲まれる。「神の子を宿すまで、儀式は終わらない」獣の面をかぶった男たちが、ひとり、またひとりと彼女の身体へ──。理性と信仰が入り混じる、狂気の夜が幕を開ける