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森田式

義父と同居することになった 第三話【森田式】

義父との共同生活も終わりが近づき、夫の仕事も好調になりつつあり、すべてが良い方向に進んでもうすぐ元の生活に戻れる……そんな時、転換点が訪れた。義父と交わることの快感を覚え、彼女の心に隙が出来た時、綾美は、夫の本心の寝言を聞いてしまう……心の底に押し込んでいた夫への嫌悪感を、全て引き出した綾美は……

義父と同居することになった【森田式】

結婚してから2週間綾美は夫・裕樹との幸せな日常を想像していたが現実は残酷だった。投資に失敗した綾美が作った多額の借金。新婚早々、2人はその返済に追われる。経済的な余裕はなく、幸せとは程遠い生活だった。そんな中、裕樹の義父が訳あって3ヶ月だけ2人と一緒に住むことになった。綾美は義父の底知れなさが恐ろしく、彼に苦手意識を持っていたが生活費を援助してもらえるから、と夫に説得され、仕方なく了承する。こうして3人の共同生活が始まった。しかし義父は、意味もなく2人の愛の巣に転がり込んだ訳ではない。

義父と同居することになった 第二話【森田式】

義父は手荒な真似はしない。彼女に自ら最後の一線を越えさせるため、精巧で完璧な計画を立てていた。綾美がようやく借金を返済し、義父との歪な関係から解放された時今度は夫の会社が、急に給料を支払えなくなる。その一方で綾美の株取引は好調で、しばらくの間は彼女の投資の腕が家計を支えることとなってしまった。しかし綾美は気付いていた。全てが義父の手のひらの上の出来事だと。そして、それを知ってもなお、体の奥が疼いてしまうことにも……夫のため。かけがえのない家族のため。仕方なくやっていること。何度もそう言い聞かせながら、「お手伝い」を続ける綾美。「はい・・・どうしてもお金が必要なので……これから……」「どんな「お手伝い」でもします……」
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