これは本当に祈りなのでしょうか?【吉田Killy】
辺境の修道院で育った、美しく慈愛に満ちたシスター・エレーヌ。修道院の暮らしに満足していたエレーヌだったが、ある日、修道院を支援する男爵からの直々の頼みで、専属の祈り手として男爵邸に仕えることに。豪華な男爵邸に慣れないながらも、真面目に勤めを果たそうとするエレーヌ。一方、敬虔な信徒として名高い男爵は、エレーヌへ懺悔室である悩みを打ち明ける。それは自らの欲望が抑えきれず、支配されそうになるという悩みだった。真摯に向き合い、務めを果たそうとするエレーヌだったが、男爵は悩みを口実にエレーヌに欲望を露わにしていく。修道院育ちで性に対しても純真無垢なエレーヌに、男爵の黒い欲望はついに牙を?き──